【2023年最新版】オンライン学会、ハイブリッド学会開催方法
完全オンライン(WEB)開催
新型コロナウイルスが出現し、しばらくしてから主流になった開催形式です。
発表者、参加者ともにオンラインで参加します。
Zoomなど配信用ツールを用いてライブ配信します。
場合によってはライブ配信を収録した映像を事後にVimeoなど動画配信するのも良いでしょう。
メリット
遠方の参加者にとっては移動時間が不要となること。また新型コロナ等感染リスクが抑えられる点が大きなメリットです。
特にメディカル系の学会では所属機関の状況、時期によっては出張自体を禁じられる例も多くありました。
そのような場合でも完全オンライン形式では中止をせずに開催できることがメリットとなります。
また主催者側にとっては経費削減のメリットがあります。
学会開催には収支の大きな部分を占めるのは会場費、発表機材費です。
完全オンライン形式の場合、会場費は必要ありません。また発表者は自身のパソコンを使用して発表を行う場合、特にZoomなどを利用する場合には特別な追加機材も必要ありませんので経費の削減が可能です。
特に感染症が蔓延している時期には学会の収入面が不安定になりがちなので、経費を抑えることが大事になります。
デメリット
発表後のコミュニケーション、会場外・懇親会での会話など従来の対面開催では参加者同士の深いコミュニケーションも可能でした。
完全オンライン形式では参加者同士の交流がどうしても希薄になるのがデメリットになります。
このデメリットをできるだけ少なくするためにはコミュニケーションをとれる仕組みづくりが重要になります。
ライブ配信でのチャットや少人数でのディスカッションなど参加型、議論を活発化する仕組みを導入することをおすすめします。
ハイブリッド開催
新型コロナウイルスの出現から約3年が経過し、従来の対面(オンサイト)での開催希望も多くなってきました。
一方、オンライン開催でのメリットも大きく参加者の中にはオンラインでの継続配信を希望する方もいらっしゃいます。
そこで双方のいいとこ取りをしたのがハイブリッド形式です。
具体的には
・対面(オンサイト)開催を行い、その様子を収録、もしくはライブ配信をする。
・一部を事前に映像化し、動画配信。企画プログラムのみを現地開催する
・発表者は原則現地に集まり、参加者は現地かオンラインかを選択できる
などの様々な方法があります。
メリット
一番のメリットは本来現地参加が難しい方のニーズを満たせるという点にあります。
現地開催も行われるので、対面希望の方、オンライン希望の方双方の希望を叶えることができます。
また従来は参加したくてもできなかった遠方の参加者、子育て世代の研究者にも参加いただけることになります。
学会を盛り上げるためには参加者を増やすことが大切です。収支の面においても参加者が増えることにより参加者へ還元できることも増えるでしょう。
デメリット
参加方法を複数設けることのデメリットには下記のような点があります。
現地参加者の予想が難しい
ハイブリッド開催にすることにより現地での必要な席数の把握が難しくなります。
参加登録時に現地参加希望なのかオンライン参加希望なのかを確認するようにしましょう。
配信経費
ハイブリッド開催することにより新たに発生する経費もあります。
現地での撮影機材や配信プラットフォームなどの経費です。
逆に新たにハイブリッド開催することによりバナー広告や、動画による商品説明などハイブリッドだからこそできる協賛形式もあります。
収支両面からのアプローチが重要です。
どちらにも対応できるようにするには?
現時点では開催形式をまだ決定できない、今後柔軟に開催形式を考えたいという場合はどのように準備を進めるのが良いでしょうか?
そこでおすすめなのが「Convention Connect(コンベンションコネクト)」です。
- HP制作
- 参加登録(Webクレジット決済・銀行振込)
- ライブ配信
- 動画配信
などの機能があり、
- 現地開催(オンサイト)
- オンライン開催
- ハイブリッド開催
いずれにも対応できる学会・研究会専用のハイブリッド・オンライン開催システムです。
その他学会運営の経験から抄録作成や機材・スタッフ手配などもワンストップで承ります。
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Convention Connect
(コンベンションコネクト)
Convention Connect会議ディレクターです。数多くの学会運営準備、オンライン配信支援、ホームページ作成など実務の経験から学会開催に関するお役立ち情報を発信しています。
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