【2024年版】学会参加の服装 | スーツ・学生や女性の場合は?
目次
まずは先輩や同僚に聞いてみる
学会や研究会の服装は一般的なルールは存在せずにその学会の雰囲気によって異なります。
よって服装に迷った際にまずやるべきことは参加しようとしている学会・研究会に参加したことのある先輩や同僚に聞いてみることがおすすめです。
また学会として夏場はクールビズを推奨している場合があるので「参加者へのご案内」「お知らせ」などにそのような記載が無いかホームページを見てみるのもおすすめです。
【結論】迷ったらスーツ?
学会参加時の服装について一般的なルールは存在しません。そのため参加者の服装は学会、年代によっても様々です。
経験者に聞いてみたり、ホームページを開く人した上でそれでも服装に迷うのであれば男女ともにスーツで参加するのが無難です。また柄や色も控えめの方が良いでしょう。
「ネイビー」、「グレー」、「ブラック」でよりダークな色が無難な色の基本です。柄は遠目からはわからないシャドーストライプ程度としておくのが無難です。逆に太いストライプなどはより派手な印象になるので学会初心者の内は少なくとも避けるべきでしょう。
会場内では知り合いの目上の方に出会う機会や新たな交流の機会もあるでしょう。目上の方がスーツなどフォーマルで、自分が私服では居心地が悪く思われる方も多いのではないでしょうか。
また学会の参加者の年齢層は幅広いので年配の方にも好印象なようにスーツの柄や色はベーシックなものがおすすめです。
経験上、必ずしも全ての方がスーツというわけではありませんが、スーツの方は多くいらっしゃるので悪目立ちすることはないでしょう。
発表者の場合
特に発表者の場合では参加のみの場合と比べてより目立つのでスーツを着用するのが無難です。
参加のみの場合
参加のみで発表が無い場合では発表がある場合と比べてフォーマル度は下げても大丈夫な場合が多いです。ただどこで誰に挨拶をするかわかりません。
最低限オフィスカジュアル(シャツにスラックスやチノパン、ジャケットなど)程度のフォーマルさがあった方が良いでしょう。
【学生】学会参加時の服装の注意点
このセクションでは学生の方の注意点を見ていきます。
リクルートスーツでもOK
学生の方の場合はリクルートスーツしか持っていない方も多いと思います。若い印象にはなりますが、リクルートスーツで特に問題無いので新しくスーツを買う必要はありません。
礼服・喪服はNG
学生の方の場合、結婚式やお葬式で必要であった場合に礼服や喪服のみを持っている方も多いのではないでしょうか。礼服や喪服は一見同じ黒いスーツなので学会参加でも着用できないか迷われる方もいらっしゃると思いますが基本的には着用NGとなります。
スーツを見慣れていない場合、礼服・スーツは一見同じ黒に見えますが実際は礼服の方がより黒く光沢がないという違いがあります。
また一般論としてシルエットにも違いがあります。礼服や喪服はたまにしか着用することがないので大きめに作ることがあります。一方ビジネス用のスーツは買い替えることが前提のためより現在の体型にフィットするサイズに仕立てることが多いです。
よってビジネススーツをお持ちでない方は学会参加を機にスーツを仕立てることがおすすめです。
ユニクロ・GUでもOK?
オフィスカジュアルはユニクロやGUなどファーストファッションでも問題ないでしょうか?
結論、見た目ではファーストファッションであることは分かりませんので問題ありません。ただしジャストサイズで、清潔感があり、シワがつかないようにする必要があります。
学会参加の持ち物は?
服装と同時に確認したいのが持ち物です。最低限必要な持ち物は以下の内容です。
- 学会参加証(名札)
- 財布 / クレジットカード
- 携帯電話 / スマートフォン
- プログラム集 / 抄録集
- 名刺
- 発表データ / 発表原稿 / ポスター ※発表者の場合
別の記事で一般的な持ち物リストや学生の場合、女性の場合など、より詳細にご紹介していますのでよろしければ確認してみてください。
夏場はクールビズでOK?
夏場は職場ではクールビズでノージャケット、ノーネクタイの方も多いのではないでしょうか。
学会においても基本的にはクールビズの考え方で問題ないでしょう。
しかし登壇時、発表時などその場に合わせた対応が必要な場面もあります。
会場内は空調も効いているので登壇時はジャケット・ネクタイ等を着用されることをおすすめします。
オンライン参加での服装は?現地との違いは?
結論、オンライン参加でも服装に関する考え方は現地参加の場合と変わりません。発表の機会がある場合などは極力スーツを着ることがおすすめです。
ただご自身の発表がなければ部屋着等で参加してもわからないので問題はありません。
しかしいきなりカメラをつけて議論をしたいという要望や不意にカメラがオンになってしまうという事態があり得ないわけではありません。
最低限見られても恥ずかしくないパジャマで参加しましょう。
その他注意事項は?
学会では会場間の移動、満席の場合、ポスター発表など、移動や立っている時間が長くなることもあります。特に女性の方は高すぎるヒールだと疲れてしまうので歩きやすい靴を意識しましょう。
会場によってはドレスコードがあるホテルなどで開催されるケースもあるので事前に意識的に確認することをおすすめします。
海外の学会へ参加する場合は?
ここまでは、国内学会への参加を前提に検討してきましたが海外の学会へ参加する場合どうでしょうか?
海外の学会では、地域や学術分野によって異なりますが、一般的には日本よりもカジュアルな服装が許容されることがあります。
とはいえ現地で服装で目立ってしまうのも良くありませんのでジャケットは忘れないようにすることがおすすめです。
男女別の服装の選び方
男性の服装は?
男性が学会へ参加される際は前述の通りスーツを着用するのが無難です。
ビジネスカジュアルやクールビズなどカジュアルな服装が推奨されている学会においても男性は革靴を着用し、ジャケットは羽織らない場合でも持参するのがおすすめです。
特に座長や発表者として登壇する場合には、目上の先生が会場内にいる場合のことを考え服装を準備するようにしましょう。
女性の服装は?
女性の服装は一定のフォーマル感をキープするためにもパンプス着用が基本です。しかしながら必ずしもヒールの高いパンプスを選択する必要はありません。
フルで学会へ参加されたことがある方なら共感していただけるかと思いますが、会期中は学会の会場内を歩き回ることにより閉会式の頃にはかなり疲労感があります。また普段履いていない靴を着用することにより靴擦れを起こす事もあります。
一方、ポスター発表で聴講者に埋もれたくない場合などは男女問わず、靴で少しでも目線を上げるのも一つの手段かもしれません。
また学会の運営側、会場からの視点では、会場間を常に人が移動する学会では会場内の空調を快適に維持するのが難しいです。特に夏はタイミングによっては空調が効き過ぎていることも多いので羽織れるものを持参することがおすすめです。
本来の学会参加の目的である交流、発表、聴講などに集中できる服装で参加するようにしましょう。
オンライン参加を可能にするサービスのおすすめは?
学会の運営準備でオンライン開催、ハイブリッド開催システムを探されている方も多いのではないでしょうか。
学会のオンライン開催、ハイブリッド開催には「Convention Connect(コンベンションコネクト)」がおすすめです。
- HP制作
- 参加登録(Webクレジット決済・銀行振込)
- 演題登録
- ライブ配信(複数会場対応)
- 動画配信
- 参加証発行
- 領収書発行
にも対応しており、参加者の方にも便利にご利用いただけます。
その他学会運営の経験から抄録作成や機材・スタッフ手配なども承っております。
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Convention Connect会議ディレクターです。数多くの学会運営準備、オンライン配信支援、ホームページ作成など実務の経験から学会開催に関するお役立ち情報を発信しています。
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